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ここは、「Luftleitbahnen」の別館です。
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無印からやってきた零シリーズですが、
まず私の印象はこんな感じです。

無印   → 恐怖
赤い蝶 → 痛さ(歪んだ愛情、執着といった人間の怖さ)
刺青の贄 → 切なさ(割り切れない感情の迷宮)

今回の刺青の贄ですが、いつものように賛否両論みたいです。
私としてはトータル的、シリーズ的にみたら
面白かったと思います。(怖かったし)

で、色々感想とか書いてみたんですが、
どうも取り止めが無くなってしまったので・・・・
やっぱり散文にしてしまいました。
(赤い蝶も書いたんですが、データ消えてしまった(涙))
まぁ、ただの自己完結、気持ち整理用ですがよろしければどうぞ。 


∞―――――――――∞ 久遠の果て ∞―――――――――∞


もう一度、逢いたかっただけ。

ただそれだけなのに・・・・・・・・


貴方に逢えただけで、私はよかった。

未練なんて、もう無かった。


それなのに


な・・・・・ぜ・・・・・・・・・




伸ばしたこの手に、温もりが欲しかった。
貴方の感触を、この身に刻み込みたかった

未練?

いいえ、そんな脆いものじゃない。
それは柊、誰にも託せない、私だけの柊。
ただ、そうできればよかったの。

久遠の寝目の中で、私は貴方を見続けられる。
そう思ってた。
そう願ってた。

数多の柊とともに、私は堕ちる。
永久の狭間へ。


それ・・・なのに・・・・・・


いや

薄らぐ視界に、貴方が見えた

私は、最後に微笑んだ。


これも寝目?久遠の寝目?

そう思った瞬間


全ては忌目へと、まかりゆく



やめて



見たくないの



もう、見たくないの




お願い・・・・・・・・・・・








久遠ニオチテ、忌目ヲミル


柊キザミ、ハタテ、ハタテ






もう・・・いいのよ・・・

その目を閉じて、いいの


眠りなさい


久遠の海へ


遠く、近く、彼方へ、此方へ



ハタテ




ハタテ
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