拍手御礼過去ログ第5段。
これでよく拍手御礼にいれてたなぁと(遠い目)物語の基点ってこんなんかなぁというmiya的解釈を
詩文にしてみたやつですね。はい。
∞―――――――――∞ 基点 ∞―――――――――∞
お父さん!!
お母さん!!
呼びかける声に、応えはない
ただ、目前にはひしゃげた車と燃え上がる炎
その先にわだかまる、暗いナニか
赤い光が、見つめてくる
蒼い双眸が、こちらを向く
逃げたいのに、身体はぴくりとも動かない
どうして
手を伸ばしても、お父さんもお母さんも応えてくれない
手を伸ばして・・
手を?
私の手はどこだろう
私の身体はどこだろう
ここは何だろう
気がつけば
闇
-時間をあげる-
え?
-君に命の時間をあげよう-
何を言っているの?
-きっとそれが、この世界の応えなんだろう-
-僕が呼ばれた事も、君がここにいた事も-
-全ては偶然-
-全ては必然-
いや・・・怖い・・・
-時間をあげる-
-今、君は僕と一つになった-
-それが世界の望み、世界の応え-
-僕は宣告者であり、君は代弁者となった-
還して、返して、かえして!!
-生きてごらん・・・・死すべき運命の子よ-
-そしていつか応えを聞かせて-
-この世界の、応えヲ-
∞―――――――――――――――――――――――∞
未だによく分かってないのが、10年前の事故です。
あれはデスが介在した事故?ただの偶然あそこで起こった事故?
その辺の曖昧さが、また魅力の一つだと思ってます。